長い休館にご不便をおかけしております。
お休みの方も多いと思いますのでこの期間に黒帯に協力してもらい文章を書いてもらっています。ここから黒帯はどう考えるのか、黒帯だったらどのようにして行動していくのか、黒帯になるためのヒントが詰まっていると思いますので読んでいただけたら嬉しいです。
黒帯の弟子ノスケに続く第2弾。始まります!!
宇津木 耀祐 初段
※IBKO全日本型選手権 一般男子 優勝2回。
極真中村道場全日本型選手権 一般男子 優勝。
東北極真カップ型(田畑道場) 一般男子 優勝。
埼玉型大会(木村道場) 一般男子 優勝。
組手でもグランドチャンピオン決定戦出場経験有。
『空手の道』
ひとつの区切りとして、
まず、この場をお借りし、
私が空手を習い始めたのは、5歳でした。
当時は、試合に出場しても入賞することはありませんでした。
しかし、一度だけ、敢闘賞を頂きました。
この瞬間から、
入賞をしたことがない私にとって、
試合では褒められることも増え、そのたび、「次も頑張ろう」
この頃から、「空手って、楽しい」と思えるようになりました。
小学6年生の頃に、とある事情で道場を移ることになりました。
佐藤先生と出逢ったのは、この二つ目の道場でした。
この道場に入門してからは、組手では入賞、
中学3年生の時、私は佐藤道場に入門しました。
高校では、空手部に入部しながら佐藤道場に通い、
型の試合では多数の優勝をすることが出来、いまなら胸を張って、
そして、佐藤道場で黒帯を取得することが出来ました。
これまでは、
佐藤先生が稽古のとき、「大事なことは続けること」
もし私が空手を途中で辞めていたら、黒帯を巻くこともなければ、
これまでを振り返り、私が試合で賞を頂けるようになったのは、
最近結果が出ずに悔しい思いをしている人もたくさんいると思いま
型の内部試合で審判をさせて頂く際に感じることですが、小学生・
特にいま学生の人は、自信を持って続けてみてください。必ず、
自粛期間中、出来ることは限られてしまいますが、
最後に、日頃より指導してくださっている佐藤先生、本当に、
改めて、私がここまで空手を続けてこられたのは、
宇津木耀祐
耀祐君の試合での戦績をみれば、凄いの一言ですが・・・・
私が彼の一番評価し、尊敬できる行動をあげるとするなら、
彼が中学3年の頃から学生期間住んでいた場所は(現在は違う所に住んでいますが)東久留米市から離れた立川市でした。
この辺に住む方ならわかりますが、東久留米から立川市は電車で通うと乗り換えを数回行わなければならない距離ですし、車でも片道40分位かかります。
東久留米市から立川市を通る間にも沢山道場ありますし、そんなわざわざ大変な中通い続け部活動と両立させ見事に黒帯を取得しました。
これは簡単なようでなかなかできる事ではありません。
しかも、さらに凄いのは時間がもったいないからと工夫し自転車で道場に通う等さらに根性を鍛えあげました。
実績もすごいですがそれ以上に彼の地道な努力、影の努力の成果が一つ一つの力強く鋭い技に繋がっているのだと思います。
小学6年の時に出会って今は大学4年生。
時の流れを感じますが、この書いてくれた文章にある通り、今みたいにずっと勝ち続けていたわけではありません。
良い時も悪い時もありました・・・
それでも理想を追求し、あきらめる事なく継続し続ければ必ずたどり着ける事をこの文章で教えてくれていると思います。
今なかなか思うように稽古できない状況ですが、ここで何をするかでそれが「差」になります。
ぜひ、耀祐君の言うように前向きに考えできる事を積み重ねていきましょう。
耀祐・・・
いつも道場の為にありがとう。
信じてついてきてくれてありがとう。
そしてこれからも共に成長できるようにがんばろうな。