少年部出席カード30枚達成者が出たので紹介します。
出席カード30枚達成(稽古回数900回)
江波 奏太
「心の金メダル」
奏太君が道場に入門したのは、6歳の年長のころ。
お父さんとともに親子で入門しました。
私の率直な彼に対するメッセージを先に述べさせてください・・・
「本当によく頑張った!!!
奏太を見ていて本当にいつ挫けてもおかしくないと思うほどでした。
おそらくこの道場で一番涙を流したのは奏太でしょう。
それでもあきらめず通い続け、どんどん組手も強くなり、心の成長を遂げた君はとても立派です。
どんなにやられて挫けそうになっても心折れそうに何度もなっても、
頑張り続けることができた君を先生は尊敬します。
ここまで来たら絶対黒帯巻いて君の人生の誇りになるよう頑張ろう。
奏太がもらった金メダルはただの金メダルではなく、
心の金メダルです。おめでとう。」
身体が小さく、線も細い彼ですが、今では組手強化選手A、Bクラスにきてがんばっています。上段蹴りを当てるのが得意で強い選手にも上段を決めれるようになっています。
今黄帯を巻いていますが、
今度いよいよ上級の緑帯の審査にも挑戦するほどに成長しました。
上のメッセージを見ていただければわかると思いますが、
彼は選手組手クラスでも強い選手たちにいつもやられてもやられても、涙しながらでも戦う事をやめることはありませんでした。
彼を見ていると相手と戦うというより、
むしろ弱い自分自身と向き合い戦っていました。
彼は心から弱い自分を変えたい、強い自分へ成長したいと思っているのでしょう。
いつもあきらめない彼の強い姿をみてそう実感しています。
心から願ったことは必ず実現します。
空手道は弱い人の為にあると思います。
弱かった自分がこんなに変わることができた。
そういったことを子どものうちから経験できれば、
大人になっても
「自分ならやればできる。やってられないことはない!」
と強い自信になるでしょう。
辛い状況でもあきらめず心の金メダルをとった奏太ならやればできる。
今度は心の黒帯を目指し、
弱虫から強い人の証明である黒帯を取得して、
大逆転のドラマをみせてください。
そしてその時は一緒に感動の涙を流しましょう。
先生はその時を楽しみにしています。
理想の強い自分を目指して・・・
がんばろうね。